再びのカイロプラクティック

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(病名がわかるまでの道のり9)

また、治療院探しが始まりました。

もう、何軒目だろう・・・。

仕事で得たお金は、ほとんど治療費に消えていったのです。

治そうとすればするほど、底なしにお金が溶けていく。

パーキンソン病という病名がわかるまでに、いろんなところに行って治してもらおうと行動している方たちは相当いるのではないかと思います。それぐらい、出ている症状から病名を見抜けない病気ということを痛感する日々でした・・・

中には、直感的に症状から病名を言い当てる優れた先生もいると思います。しかし大多数の先生と呼ばれる方達は、そうではないです。もし、早期にパーキンソン病と判明した方は、かなり恵まれていると思います。



ー体のバランスー

ここも、体の歪みを整えることを基本にしていますが、手業が魔法のようでした。

一般的にカイロプラクティックは触れるか触れないかの施術で治療すると思います。

ここの先生はそれに加えて、その触れるか触れないかの施術をしながら、他の部位が楽になったり、動かしやすくなったりしました。毎回思うことなのですが、素人からすると魔法のよう。確かに、回数を重ねるうち、体は少し軽くなってきたと感じました。

身体のバランスは良くなってきましたが、はっきり右手が変化したとは感じられませんでした。

2ヶ月ほど通ってみましたが、ここは当時住んでいた自宅から遠く(電車等を利用して1時間40分ぐらい)、通院は大変でした・・・

残念ながら、ここでも右手の改善は見られませんでした。

このまま、右手が治らないまま生きていくのかな・・・と、もう半ば諦めの気持ちが出てくると同時に涙が溢れてきました・・・      

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